この日はスマホしか持っておらず、ろくな画像がありません… |
両チームともJリーグ(J3)の下にある日本フットボールリーグ(JFL)というアマチュアでは最高峰の全国リーグに所属しており、鈴鹿ポイントゲッターズにはKING KAZUこと三浦知良選手が所属していることでも知られています。
三重県はJリーグにチームがひとつもない全国でも珍しい地域で、JFLで好成績をおさめ、Jリーグへと昇格するチームが生まれることを地元サッカーファンは首を長くして待ちわびています。
で、この日はしばらくケガで欠場していたKING KAZUが久しぶりにベンチメンバー入りしており、さらにヴィアティン三重と鈴鹿ポイントゲッターズの勝ち点がわずか1点差という、この試合を見ずにいつ見るんやという絶好の機会でした。
前日の夜に四日市市での取材があり、近くの友人宅へ泊めてもらった私は、友人の娘を連れていざ参戦です。
なんだかんだ(出発が遅かった…)で現地に着いたのがキックオフ直前。
満車の表示があるにも関わらず駐車場へ突っ込んでいったら、ちょうど一台出庫する車を見つけ、すぐに停められたのはとても幸い。
帽子、日焼け止め、敷物、飲み物を手に、いざ会場へ向かいます。
サッカー観戦が初めてだという友人の娘は見るものすべてが珍しいらしく、たくさん並ぶスタグル(スタジアムグルメ)のフードトラックを見て、「わー、お祭りみたい!」と大興奮。
そこでアイスクリームなどを買い込み客席へ入場。
メインスタンドはすでに満席なためバックスタンド側へ案内され、きょろきょろと開いているスペースを探してみたところ、鈴鹿ポイントゲッターズ側(ホーム)のサポーターグループの横あたりに空きスペースを見つけたのでそこへ座ることに決定。
隣では熱心なサポーターが太鼓を打ち鳴らし、手拍子で選手を鼓舞します(声出し応援は厳禁!)。
バンドでドラムをしていた友人の娘も一緒に手拍子し応援に参加しました。
前半は0-0で終わり、ハーフタイムには日本代表戦の解説でおなじみ、松木安太郎氏のトークショーが行われました。
で、後半が始まってすぐ、ついに鈴鹿ポイントゲッターズが先取点!、均衡を破ります。
丁度私の目の前のゴールにシュートが決まり、観客・サポーター全員で拍手!!
(ここで余談。4年前のロシアW杯の日本vsセネガルでも、私の目の前で乾がゴールを決めてくれたのでした!あの時は興奮したし、ゴールシーンの映像に私も映り込んでました)。
そこから10分後、鈴鹿ポイントゲッターズのエース、三宅選手(JFLの得点ランキングトップ)がダメ押しの2点目を叩き込みました。
そして、試合終了まで残り10分ほど、ついに三浦知良選手が交代でピッチに入ります。
公式戦の出場は実に3か月半ぶりだそう。
この日は残念ながら得点に絡むことはできませんでしたが、元気にプレーする姿を見せてくれ、友人の娘とともに「ええもん見たな」と満足したのでした。
試合結果は、鈴鹿ポイントゲッターズ2-0ヴィアティン三重で鈴鹿の勝利。
5バックで堅守の鈴鹿ポイントゲッターズは5試合連続で得点を許しておらず、これから先の戦いぶりも楽しみです。
この日の観客数は4000人超。
試合後に小学生に向けたキャリア教育イベントが行われたこともあってか、小さな子供連れの観客が多かったのが印象的でした。
三重県でももっとサッカー熱が高まってほしいし、そのためにはやはり三重県初のJリーグのチームが生まれてほしい。
改めてそんな思いを抱いた、初「三重ダービー」観戦記でした。
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